今回は

ホームレス人生から抜け出し

タワーマンションに住めるようになった

Fさんの話をしていきます。

 

1.Fさんは夜逃げ同然で上京

 

Fさんは

今現在、都内の高級タワーマンションに住んでいます。

俗にいう「億ション」というところですね。

 

彼は億ションに住んで自由な時間に仕事をして

愛するパートナーと一緒に

何不自由ない生活をしています。

 

しかし

そんなFさんも

数年前まで超過酷な人生を歩んでいました。

 

～ここからFさんの過去話～

 

Fさんは故郷の田舎でサラリーマンとして

働いていました。

 

彼が勤めていた会社は

俗にいうブラック企業で、

ほぼ無給で朝から晩まで

働いていました。

 

しかも

毎日上司から罵倒され

いじめられるという

超過酷な仕事環境です。

 

(無給で更に上司からの攻撃を受けるのって

耐え難いものがありますよね。。。)

 

彼はそんな現状を打破するべく

必死に打開策を探していました。

 

そんなある日

東京でネットビジネスで

成功している人を見つけました。

 

その成功者に弟子入りする為に

故郷を捨て夜逃げ状態で上京することに。。。

 

2.弟子入りした先でも罵倒される毎日

 

上京して弟子入りした先でも

Fさんに待っていたのは苦しい現実。

 

弟子入りした先の師匠も

Fさんにひどい仕打ちをしてきました。

 

Fさんは上京してすぐに師匠から

「月収で100万円稼げ」

という超難題を課せられてしまいます。

 

しかもやり方は

自分で模索しろという超放置プレーで

Fさんは誰にも稼ぎ方を

教わることなく独学で仕事をしていました。

 

そして

結果を上げられない日が続き

師匠からは来る日も来る日も罵倒され

それはもうストレスだらけでした。

 

おまけに給料はありませんので

生活費すら稼げない悲惨な状況でした。

 

(私とFさんが出会ったのはちょうどこの頃)

 

それから

私がFさんをカウンセリングするようになり

これまでの状況を聞いていきました。

 

するとこれまでの悲惨な状況には

ある共通点がありました。

 

それは

Fさんの人の良さに付け込まれて

他人にいいように使われてしまうこと。

 

これは本人も気づいていませんでした。

 

彼の中にある一番の問題は

エネルギーを「与えること」が「受け取ること」よりも

比重が大きくなってしまっていることです。

 

人間関係ってコミュニケーションをとる際

「与えること」と「受け取ること」のエネルギーバランスが

とれていないとうまくいかないものです。

 

・カップルで良く尽くす女性が

　男性をダメにしてしまったり

(もちろん逆もあります)

 

・何でも人任せの上司の下に良い部下がつくと

　部下がやる気を失ってしまったり

 

・なんでもやってあげる親の子供は

　自分で決断することができなくなったり

 

夫婦関係も親子関係も仕事の関係も

 

お互いに尽くしすぎ、もらいすぎは

良くないです。

 

良好な人間関係を作るためには

相手にエネルギーを「与えた分」

「受け取り上手」になることが

大切なんです。

 

なにも、見返りを求めて

全ての行動をしなさい

といっているわけではないですよ。

 

要するに全てにおいて

バランスがとれていないとうまくいかないのです。

 

3.執着すると依存が生まれうまくいかない

 

Fさんの心の中をカウンセリングしていくと

お金を稼がなければならないという強い執着があり

その執着が師匠に対する「強い依存の原因」となって

いることがわかりました。

(Fさんの状況的にしかたない部分もありました。)

 

 

その結果

罵倒されても、何を言われても

師匠の言いなりになってしまったのです。

 

「執着は苦しみの始まり。」

これは釈迦が残したことの一つです。

 

まさにFさんは執着が原因で

苦しみの輪の中から抜けれませんでした。

 

ただ、Fさんの状況を考えると

 

お金を稼がなければならないのも事実。

今の師匠との関係性が悪いことも事実。

 

師匠との関係性は一度できてしまっているので

なかなか変えることはできません。

お金は別に師匠の所じゃなくても稼ぐことはできます。

 

そこで、現状をいち早く好転させるために

私は師匠のもとを離れることをすすめました。

 

その後Fさんは師匠の元を去ることにしたのです。

 

4.食べることがやっとのホームレス状態に

 

師匠の元をさってからのFさんは

貯金も底をつき始め路上で生活することも

しばしばありました。

いわゆるホームレス状態です。

 

Fさんから公園から電話がかかってきて

お話することもありました。

 

食べるものも一日一食で

カップラーメンをすするという日もありました。

 

Fさんはそれでも腐ることなく

前向きにどうすればうまくいくのか？

ということを常に考えていました。

 

私もFさんがうまく復活できるためには

どのようにサポートすればよいか

考えていました。

 

 

5.好きなことをやることをすすめてみた結果

 

その後

私はFさんに自分の好きなことを仕事にしてみてはどうか

という提案をしてみました。

 

Fさんは元々料理が好きで

将来、飲食店のオーナーになることが夢でした。

 

私のすすめもあり

Fさんは夢の第一歩である

飲食店に勤務することになったのです。

 

それからの彼の生活は一気に好転していきます。

 

安定した給料をもらえるようになり

心が安定し、ストレスも激減。

以前とは比べ物にならないくらい

Fさんの状態はよくなりました。

 

上京したてのFさんは

何が何でも自分で企業して稼いでやる！

という強い執着があり

そこから苦しい人間関係が生まれ

苦しみを背負ってきました。

 

しかし

一度その執着を手放し

好きなことをやってみる

という風に自分の考え方を変えた瞬間に

一気に好転しはじめたのです。

 

好きな飲食店で働き始めたFさんは

いきいきとした声を取り戻し

更に前向きに毎日を過ごすようになりました。

 

その結果、Fさんは

みるみる内にオーナーの信頼を得て

店長になりました。

 

そして

ホームレス生活から見事に抜け出し

賃貸マンションに住めるようなったのです。

 

6.副業を始めて大成功！

 

Fさんは飲食店で忙しい毎日を続けながら

副業でインターネットビジネスをしてしました。

 

毎日飲食店で働いた後

コツコツと自分のビジネスを展開していたのです。

 

そのビジネスが軌道に乗り

生活がさらに豊かになり始めたのです。

 

飲食店でもらえる給料に加えて

副業での収入も加わり

上京したてとは比べ物にならないくらい

良い生活が送れるようになりました。

 

彼が良い引き寄せを実現させるために

実践していたことは簡単で

 

・日々の出来事に感謝すること

・成功体験をイメージすること

・夢に向かって行動すること

 

大きく分けてこの3つです。

 

愚直に行動し続けた結果

彼は本当に思い描いていた結果に

ドンドン近づいていくのでした。

 

7.タワーマンション生活と素敵な彼女をゲット

 

心と生活が安定してきたFさんは

念願のタワーマンションに住むことになりました。

 

ホームレス生活から僅か１年程度で

一気にタワーマンションに移り住んだのです。

 

今でもFさんはこう言っています。

「日々全てに感謝することと、夢を見続けることが大切」

 

私の目から見ても

Fさんの行動や言動は

周りの人に感謝し、自分自身の夢に向かって

素直に行動していました。

 

上京したばかりの

お金に対する執着もすっかりと消え

楽しみながらお金を稼ぐ

ということにフォーカスしています。

 

そして

素敵な彼女もできました。

今2人はタワーマンションで幸せな生活を送っています。

(たまに２人と電話しますが仲もよくお似合いですね～)

 

8.まとめ

 

Fさんがどん底のホームレス生活から

タワーマンションと素敵な彼女をゲットできたのは

自分の考え方(潜在意識)の在り方を変えた事が大きいです。

 

全ての原因は他者にはなく

自分自身にあるのです。

 

苦しい時、悲しい時、むかつくときは

つい相手のせいにしたくなるとき

ありますよね。

 

しかし

良い引き寄せを起こそうと考えたら

それは完全に間違った考え方なんです。

 

嫌なことを他者のせいにし続けている以上

同じ問題は起き続け無限にループするんですよ。

 

例え場所や状況が変わったとしても

自分の内面を変えなければ

いずれ同じような問題にぶち当たります。

 

自分の内面としっかり向き合い

執着を捨て、心から幸せを願い

その幸せに向かって努力し続けたから

今のFさんがあります。

 

ぜひ

今回のFさんの体験を参考に

良い引き寄せのヒントにしてもらえればと

思います。