治療困難な病気を治してしまう自己暗示とは??

今回は

自己暗示に隠されたすごいパワーについて

話していきます。

暗示というのは言葉や合図によって

他者の思考、感覚、行動を操作し

誘導する心理作用のこと。

タイトルにもありましたが

自己暗示はうまく使えば治療困難な病気すら

治してしまう可能性を秘めています。

現に

フランス人のエミール・クーエ(1857年~1926年)は

暗示の力で様々な治療困難な病気を

治療してきました。

クーエは

トロワで薬剤師をした後

ナンシーで自己暗示法による診療を始めた

自己暗示法の創始者。

クーエの暗示による治療例は後程紹介しますね。

1.病は気からは自己暗示によるもの?

「病は気から」

という言葉を聞いたことがありますか??

結構有名な言葉ですよね。

この言葉は

私たちの気持ちの持ちようで

元気になったり、病気になったりすることです。

実際に信じている人がどれほどいるかは

わかりませんが

実はこれはただの迷信なんかじゃないですね。

私たちの普段からの考え方や発言によって

自己暗示がかかってしまい

病気になってしまうこともあり得るんです。

1-1.気持ちが落ち込み病気になる医学的理由

心配やストレスなどネガティブな感情を抱えると

自律神経の不調が起きて

食欲が落ちたり、睡眠不足になったりします。

ガン患者の予後を検討した臨床研究において

感情抑制や無力感といった精神的要因が

がんの増殖や広がりに関連するとさえ言われるほどです。

悲観的な人はネガティブな発言が多かったり

ネガティブなとらえ方をしてしまうのは

おおむね想像つくかもしれませんね。

ネガティブな発言を繰り返していると

潜在意識の中にネガティブな暗示を

ドンドンかけてしまいます。

普段から何気なくしている

思考や発言さえも自己暗示を

かけているということです。

逆に元気になりたければ

普段からポジティブな思考や発言を

心がけることで病気にもなりづらく

なるんです。

この事を熟知していたエミール・クーエは

暗示を使って数々の人を治療していきました。

次はクーエの手によって救われた人の例を

話していきます。

2.エミール・クーエの暗示による治療例

ある日クーエの所にある男が現れました。

その男は10年もの間

自分の腕が肩よりも上には

上がらなかったそうです。

クーエは言いました。

「あなたは10年間もご自身の腕が肩より上に

 あがらないものと思い込んでこられた。

 だから実際に肩よりも

 上に腕が上がらなかったのです。」

更にクーエは言いました。

「私は腕を上げられる。そう考えなさい。

 どんなことでも、我々が思い込んだことが

 現実になるのです。」

男は不審そうな顔をしながら

「私はできる・・・」そう言い

肩の所まで腕を上げたところで痛みを訴えました。

クーエは

「そのまま腕を下げないで、目を閉じて、私と一緒に

 痛みは消える痛みは消える。と繰り返しなさい。」

30秒程、男がその言葉をものすごい早口で繰り返した後

クーエが

「そのまま自分の手が持ち上がることをイメージしなさい」

 といいました。

その直後、男の肩の痛みは消え

さっきまでの不信感も消え

表情に明るさが戻りました。

暗示によってクーエは男が10年間抱えていた

肩の痛みを治してしまったのです。

クーエが治療した事例は他にもたくさんありますが

長くなるのでここでは控えておきます。

詳しく知りたい方は下記の本を読んでみてください。

自己暗示について詳しく書いてあります。

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3.自己暗示のやり方

エミール・クーエが自己暗示の研究を進めていった結果

一番良い自己暗示の方法が見つかりました。

数多くある暗示の中から彼が選んだ言葉は

「あらゆる面でどんどん良くなっていく」

この言葉です。

シンプルかつ非常に簡単ですよね。

「え?こんな簡単でいいの?」

とあっけにとられたかもしれませんね。

この言葉は

全てがどんどん良くなるという意味なので、

言葉の抽象度が非常に高く

人間関係、健康、お金、仕事、恋愛など

全ての面に良い影響を与えます。

この言葉を繰り返していると

良いエネルギーが潜在意識の中まで浸透していき

引き寄せの法則的にも良い効果が期待できます。

3-1.やる頻度

とにかく暇なときにやってください。

頻度は多ければ大いに越したことはありません。

言葉にできなければ頭で言葉を思い浮かべるだけでもOKです。

・仕事の合間の休憩時間

・掃除中

・料理中

・何かの待ち時間

・入浴中

・寝る前

・起床直後

・マラソンなどの運動中

他にもあなたが言える状況が整ってるなら

ドンドン言いましょう。

特に寝る前と起床直後は

言葉や思考が潜在意識に浸透しやすい

ゴールデンタイムです。

日中中々時間がとれない人は

寝る前、起床後の5分間でもいいので

やってみてください。

期間としては一生やってほしいのですが

効果が実感できないのに一生なんて無理だよ。

と思うかもしれませんので

とりあえず3か月は最低でも

続けてみてください。

3か月やり続ければ

潜在意識の中に定着して

かなり効果を実感できるはずです。

使う言葉が

「あらゆる面でどんどんよくなっている。」

たったこれだけなのですが

あまりにも簡単すぎて馬鹿にしてしまい

実際に続けられる人が殆どいないのが現状です。

「難しことのほうが効果がありそう。」

という考え自体もかなりの思い込みで

実は簡単で効果がすごいメソッドは

世の中にたくさんあるんです。

ホ・オポノポノという問題解決メソッドもその一つです。

4つの簡単な言葉を唱えるだけ。

ホ・オポノポノの詳しいやり方はコチラをクリック

といった超簡単でシンプルなメソッドですが

その効果は絶大です。

いずれにせよ

簡単だからと馬鹿にせず

コツコツと続けた人だけが

効果を得られるのです。

3-2.音源でも良い

自分で声に出したり思考する以外に

音源を聞くという方法もありです。

自分の声をスマホに録音して聞くもよし

ユーチューブにある音源を聞き流すもよし

自分では意識していなくても

潜在意識は音も聞いていますので

全然OKですね。

お勧めの音源がありますのでコチラを聞いてみてください。

まとめ

今回は自己暗示のもつパワーとその効果や

やり方について紹介してきました。

実際に自己暗示の創始者エミール・クーエが

どのように患者を治療していったかも

詳しく話しました。

「あらゆる面でどんどん良くなっている」

たったこれだけの言葉を繰り返すだけで

人生が好転し幸せをつかめる事も

お伝えしましたね。

特に寝る前と、起きた直後は

効果が高いので試してみてください。

まずは3か月間

暇なときにコツコツと続けてみてくださいね。

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